脂性肌の症状と対策方法

オイリー肌

私たちの肌は、角質層の水分量と皮脂量のバランスによって

  • 普通肌
  • 乾燥肌
  • オイリー肌
  • 混合肌

という4つに分類できます。特に肌トラブルに悩まされるのはオイリー肌の方。

今回は、オイリー肌の諸症状と正しいケアをご紹介します。

オイリー肌で現れる症状

多くのオイリー肌の方は、以下のような症状に悩まされている人が多いかと思います。

  • 吹き出物やニキビができやすい
  • 顔がテカテカする
  • 毛穴の開き・黒ずみが気になる

それぞれを確認してみましょう。

ニキビができやすい

毛穴に皮脂が溜まって吹き出てくる状態がニキビ。皮脂量が多いオイリー肌の方は、やっと1つ治ったと思ったら、もう新しいのができてしまうなんて経験が多いのではないでしょうか。

テカリやベタつきが目立つ

油取り紙がないと落ち着かないほどのテカリやベタつきに悩まされている方も多いのでは。ベタつきが多いと、ファンデーションのノリが悪くなり、色ムラが目立ってしまいます。そのため、女性には特に深刻な悩みと言えるでしょう。

毛穴の開き・黒ずみ

俗にいうイチゴ鼻という状態です。毛穴に詰まった古い皮脂や角質に加えて、ほこりや老廃物も詰まって酸化すると、黒ずみもできてしまいます。

オイリー肌は隠れ乾燥肌の可能性も

オイリー肌の反対が乾燥肌と認識されている方も多くいますが、実際はそうではありません。オイリー肌の間接的な要因の一つは乾燥。肌がテカっているから、自分はオイリー肌だと思っていても、肌の水分をチェックすると乾燥肌並み30%以下というケースもあります。

オイリー肌になる3つの原因

オイリー肌は、皮脂(油分)が過剰分泌された状態です。

皮脂が過剰に分泌される原因は主に3つあり、それぞれ

皮脂分泌を促進する食事の摂取

中性脂肪になりやすい成分を含んだ食事や、血糖値を上昇させる食事は、皮脂分泌を促進させてしまいます。

中性脂肪になりやすい食事は、

  • 肉の脂身
  • バター
  • チーズ

など。

血糖値を上昇させる食べ物は、

  • 糖分
  • 小麦粉
  • ジャガイモ

などが挙げられます。

生活習慣の乱れ

ストレスや生活習慣の乱れが原因で、皮脂の過剰分泌されることがあります。

ホルモンバランスの乱れによる脂質過剰分泌

特に女性に関してですが、年代や生理周期によるホルモンバランスの影響を受けて、過剰に皮脂が分泌されることがあります。

例えば10代半ばは、ホルモンの分泌が多く、それに伴い、皮脂の分泌も多くなってしまいます。対して、20代になると、皮脂を抑制する女性ホルモン「エストロゲン」の分泌が増加。皮脂は減少していく傾向になります。

オイリー肌に良い化粧品の成分

オイリー肌 化粧水

皮脂の分泌量が過剰になっているお肌に、油分が多目の化粧品の使用はNG。

皮脂の分泌量が増えると、毛穴も開きやすくなります。また、皮脂と古い角質が毛穴に詰まる黒ずみも気になります。

テカリの気になるオイリー肌には、肌機能を安定させ、毛穴ケアにも有用な成分配合のさっぱりしたオイルフリーの洗顔料や化粧品がオススメです。

アーティチョーク葉エキス

菊科の多年草。主な成分はシナノピクリン。美白成分効果や老化遺伝子が活発化することを抑える作用も注目されています。紫外線によるメラニン生成も抑制。

加齢やストレスによって、肌に含まれるコラーゲンが減り、毛穴が開いてしまうなどの肌機能の低下現象を正常化します。

イタドリ根エキス

「痛みをとる草」ということで「イタドリ」と名付けられており、昔から使用されている漢方の一つ。成分はポリゴニンやエモジン、レスベラトロール、タンニンなど。特に、ポリフェノールの一種であるレスベラトロールは強力な抗酸化作用が期待できます。生まれつき私たちがもっている「サーチュイン遺伝子」を活性化させる働きがあり、老化を抑える効果も期待できます。[注1]

[注1]金沢医科大学病院:腹七分目で若返ろう カロリー制限が長寿遺伝子活性化

ハマメリス葉エキス

マンサク科植物アメリカマンサクの葉から抽出して得られるエキスです。主成分はハマメリス担任、サポニン、クエルセチン。

医薬的にも、アメリカマンサクのタンニンは皮膚を保護すると考えられています。炎症を防ぐ効用があることから、ニキビなどの肌荒れ用化粧品、収れん化粧品、髭剃り後のケア製品に多くしようされています。

グリシン

サトウダイコン(ビート)や、綿実などの植物中から抽出される無色無臭の天然アミノ酸系保湿成分。皮膚への浸透しやすく、柔軟性と弾力性が高いのが特徴。しっとり感、ツルツルお肌、ベタベタ対策の化粧水や乳液やクリームに配合されるのが一般的。乾燥時の水分保持力の強さから、洗顔クリームや洗顔フォームに配合されることも。肌のつっぱり感がなくなります。

オイリー肌にはセラミド!

私たちの肌の角質層の中の「細胞間脂質」にも存在する脂質、セラミド。

食品として口から摂取することもできます。

食べるセラミド

動物性の「天然セラミド」は牛(BSE問題により今はあまり利用されていません)や馬などの動物の脳や脊髄から抽出されます。

黒豆、ひじきやコーヒーといった、身近な「黒い」食べ物・飲み物にもセラミドは含まれていますが、特にコンニャクに多く含まれています。お毎日の食事に上手に取りいれて、セラミドを補いましょう。

セラミド生成をサポートするカリフラワーや玉ねぎなど「白い」食べ物と一緒に摂取するとより効率よい摂取が期待されます。

豚肉、柑橘類といった肌の新陳代謝に欠かせないビタミンを含む食べ物との摂取もセラミド生成を促進。肌だけでなく、髪の潤いにも影響を与えます。

化粧品成分のセラミド

私たちの、肌が生まれ変わるターンオーバサイクルは約1ヶ月。このターンオーバが、加齢、睡眠不足、ストレス等で正常に行われないと、セラミドが減少し、肌トラブルに発展します。[注2]

加齢によるものは特に著しく、40歳を過ぎると20歳ときの半量になるともいわています。サラミド不足の皮膚の乾燥は、肌老化の原因の一つです。

セラミドにはいくつか種類がありますが、私たちの肌に一番馴染みやすいのは酵母からつくられるバイオセラミドとも呼ばれるヒト型セラミド。保湿力に優れるだけでなく、人間のセラミドに近いことから刺激が少ないことが特徴です。化粧品成分の表示で「セラミド」と称してよいのはこのヒト型セラミドのみ。

エイジングケア化粧品、美容液、乳液、保湿クリーム等に配合されています。

[注2]チョコラドットコム:【セラミドのおはなし】セラミド不足の原因は?

過剰な皮膚分泌で起きるオイリー肌

「適切な洗顔」「食生活・生活習慣の見直し・改善」「オイリー肌を内側から改善させるスキンケア」で対処するのが理想です。角質層の水分量と皮脂量のバランスを整えて、キメ細かく、みずみずしいしっとりした肌を実感しましょう。

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